pro-cat-02
業務用浄軟水器
浄軟水器とは

浄軟水器とは

浄軟水器は主に2つの用途で使い分けることができます。1つ目は『飲料の味の向上と機械の保護』で、2つ目は『機械の保護』です。日本以外の国ではしっかりと使い分けられているのですが、ここ日本においてははっきりとした使い分けができていないのが現状です。用途によって使い分けを行わないと飲料の味を損ないかねません。また、高価な機器の故障の予防とエネルギー消費量やメンテナンスコストの低減にも繋がります。H型のイオン交換樹脂を採用した軟水器であれば両方の用途に用いることが可能です。

H型浄軟水器(硬度バイパスタイプ)
Hydrogen Type Ion exchage

H型の浄軟水器は世界のコーヒーマーケットではデファクトスタンダードです。理由はバランスの取れた整った水を生成するから。コーヒー豆の本来の味を引き出し、更には高価なマシンの保護もできます。浄水部分では不快な臭いと味、懸濁物を除去し、H型イオン交換樹脂部分では、ナトリウム量を増やさず、バイパスによりカルシウム硬度やマグネシウム硬度を程よく低減します。もちろん、加熱機器に付着するライムスケールを抑制する役割もあり、機器の故障頻度を減らし修理費用などを抑えることもできます。コーヒー以外にもお茶や紅茶にも最適な浄軟水器です。

H型浄軟水器(硬度バイパスタイプ)Hydrogen Type Ion exchage

Na型浄軟水器 Natrium Type Ion exchage

Na型浄軟水器
Natrium Type Ion exchage

現在、エバーピュアではNa型の浄軟水器の取扱いはありません。一般的には単価が安いため、工業用加熱機器のスケール保護が主な目的で使用されています。Na型のイオン交換樹脂は、カルシウムやマグネシウム等のミネラル分を除去する際、ナトリウムを放出するので水分中のナトリウム分を増加させます。そのため飲料の味に変化を与えるので、世界的に見てもコーヒー等の飲料分野では使われることはあまり多くはありません。またナトリウム分が増えるためステンレスに傷があったりするとサビの原因にもなると言われています。

Products 製品

クラリスシリーズ