TDSコントロール
TDSは、Total Dissolved Solidの略称で、「総溶解固形分」のことを指し、水の中にどれほどの物質が溶けているかを示した数値になります。数値が低いほど、不純物が少なく、高ければ多いことを意味します。ペンテェア・エバーピュアの提唱するTDSコントロールとは当社の逆浸透膜浄水システムの特徴を表し、飲料系にはベースとなる水の最適化と機器の保護を、そしてスチーム系には機器の保護を目的としています。小型の製品から中型、大型と3つのラインを取り揃えています。
TDSと飲料の味の関係
TDSが高ければ水の中の物質が多い、即ち目に見えない成分が多く含まれていることを意味します。コーヒーはコーヒー豆、そして紅茶やお茶は茶葉の成分が水の中にしっかりと抽出されて究極の一杯が完成します。そして炭酸飲料もジュースもシロップが水と一緒になり、爽快感のある飲み物ができます。全て除去してしまうと味が薄っぺらくなってしまうので全部取りきるのではなく、できる限りTDSを減らすことで、最適な一杯をもたらすことが可能になるのです。
TDSとスケールの関係
水分中のTDSを減らすことがスケールを付着させない一番の早道です。ライムスケールであれば軟水器で取り除けますが、軟水器では除去出来ないシリカスケールなども含まれています。軟水器を使ってもスケールトラブルが解消されない場合、このシリカスケールが原因と考えられるためTDSを可能な限り0(ゼロ)に近づける必要があります。逆浸透膜浄水システムを使用すれば簡単にTDSを減らすことが可能になります。